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ケーススタディ:Case.4

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愛知県一宮市 介護老人福祉施設 「えもり」

“介護現場の実際”を徹底重視

[愛知県一宮市 介護老人福祉施設 えもり]

既成概念にとらわれず、介護現場の実際の動きを見つめ直して、さまざまに工夫された高齢者施設。
遊び心もたっぷり盛り込んで、明るく楽しい雰囲気です。

入り口看板

介護老人福祉施設 えもり外観

外観。各階バルコニーは一周できるようになっている

コスト低減が、新たな視点導入に。

一宮市を中心に多様な高齢者施設を展開する社会福祉法人来光会。サービスのさらなる充実を通じて地域社会への貢献を高めるため、新たな介護福祉施設の開設を計画されましたが、建築費の高騰など社会情勢の影響を受けることに。そこで、さまざまな工夫でコスト低減に努め、限られた予算で質の高い施設を実現しました。

社会福祉法人来光会の理事長 脇田隆氏は介護老人福祉施設えもりの開設について次のように話されています。「来光会の理念として信愛を大切にして、心と心の絆も大事にしています。信愛は周りの方に信頼され、愛されるように『幸せな生きがい』を考えながらサービスをします、ということです。

特別養護老人ホーム、ケアハウス、養護老人ホーム、グループホームなどを運営する来光会は、兄が医療法人を運営しているため医療連携が充実し、在宅から施設まで利用者様の状態に応じて来光会の中でお世話できる体制を整えています。ご本人やご家族と長くお付き合いするためには事業が安定して継続すること。それは利用者様の満足の結果ですが、それを実現するのは職員自身の満足である、と私は考えています。その考えに基づいて、えもりは職員の意見も多く取り入れて働きやすい施設になっています。設計担当の空建築事務所さんからもきめ細かく有用な提案をたくさんいただきました。また大和リースさんも工程ごとの仕事をしっかりしていただき、お願いしてよかったと思っています」。

 

談話コーナー

廊下に面した談話コーナー

ユニット入口

ユニット入口

ユニット内キッチン

ユニット内キッチン

トイレ

検証を重ね後ろ入りとしたトイレ

トイレ壁紙

トイレごとに違う壁紙

倉庫内部

大空をイメージした倉庫内部

現場の声を検証。

設計監理を担当した株式会社空建築事務所代表取締役である服部政史氏は、設計のポイントとして「制度など将来の変化に対応できるようにしておくこと、人やものの動きをよく知り、無駄をなくすこと、そして現場の声を反映していること」を挙げておられます。

現場を進めてこられた同建築事務所の盈喜久みつるきく氏。「法人によって介護方針の違いも経験してきたので、来光会様の考えをよく知り、担当者の方と一緒に工夫してきました。現場事務所の中にトイレや洗面台のモックアップを作成して、サイズの微妙な違いを検証したり、スタッフが的確に動けるか一つ一つ確認していきました。また、女性スタッフが選んだ壁紙を採用するなど、遊び心もたくさん取り入れています」と介護の現場を知る職員とともに作り上げた施設であることをお話いただきました。

すでに多くの大規模施設のある地域ですが、脇田理事長は「利用者様の評価をいただいて地域社会に評価される施設に育てたい」と抱負を語っておられます。

関係者集合写真

関係者集合写真

1階ロビー

高い天井の1階ロビー(ダウンライトが北斗七星の配置になっている)

風除室からロビーを望む

風除室からロビーを望む

[DATA]

敷地面積 5,077.93m2(1536.07坪)
延床面積 5,830.60m2(1763.76坪)
構造 重量鉄骨造 4階建
利用定員 ・特別養護老人ホーム 100床
・ショートステイ 20床
・デイサービス 30人

常滑市のデイサービス施設も施工

 

社会福祉法人来光会では、「えもり」と同時に愛知園常滑市で、デイサービス施設も当社が建設をお手伝いしました。こちらは平屋建で、認知症の利用者様を対象にした「おいなあとこなめ」と、一般の方に利用していただく「デイまえやま」から構成されています。

おいなあとこなめデイまえやま外観

 

おいなあとこなめ

おいなあとこなめ

デイまえやま

デイまえやま

[DATA]

敷地面積 1,581.47m2(478.39坪)
延床面積 399.97m2(121坪)
構造 軽量鉄骨造 平屋建
利用定員 ・おいなあとこなめ 12人
・デイまえやま 20人

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