CSR 「環境」との共創共生
共に創る。共に生きる。 サステナビリティレポート 2018

環境緑化事業への取り組み

緑化事業の取り組み

「ECOLOGREEN(エコログリーン)」ロゴ

当社は、「緑が街を変えていく」をテーマに、独自の環境緑化事業「ECOLOGREEN(エコログリーン)」を展開しており、「壁面緑化」・「屋上緑化」・「外構緑化」・「室内緑化」などの総合的な都市緑化提案しています。

都市緑化のトータルプロデュースの提案を進めてきた結果、当社 は施工実績を順調に増やし、「SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)」の認証や公益財団法人都市緑化機構が主催する「屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール」にて都市緑化機構会長賞を受賞するなどの評価をいただいています。

2018年5月末の当社緑化施工面積は269,044m2となり、国土交通省発表の全国都市緑化面積の約10%を占めています。

今後は、緑をもっと身近に感じてもらうため「室内緑化の新商品」の拡充を行い、より一層、都市の緑化の拡がりに貢献していきます。

オフィス空間商品「VERDENIA(ヴェルデニア)」

施工例(大和リース本社4階)
東京本店 モデルルーム

施工例(大和リース本社4階)
名古屋支店 モデルルーム

当社では、働きやすいオフィスを“緑”と“五感”でデザインする空 間商品「VERDENIA(ヴェルデニア)」を展開しており、当社の事業所内にモデルルームを順次開設し、お客さまに実際に体感していただく空間を設置しています。

ヴェルデニアとは、イタリア語で「みどり」を表す「VERDE(ヴェルデ)」とラテン語で「場所」を表す「IA」を組み合わせた「緑あふれる場所」という意味です。 緑豊かな室内空間に加え、聴覚や嗅覚といった五感要素を統合することで、植物の本来もつチカラをより効果的に体感していただける空間となります。

「ビジネスパーソンのストレスケア」や「人財確保」、「働き方改革」、 「ESG投資」が重要なテーマとなる中で、職場環境の質の向上に注力する企業が増えています。人財の継続的な確保や生産性の向上を促進するため、「リラックス&コミュニケーション」を誘発する環境空間を提案していきます。


「VERDENIA(ヴェルデニア)」事業

ウェルカムガーデン新大阪「大阪花屏風」

ウェルカムガーデン新大阪「大阪花屏風」
ウェルカムガーデン新大阪「大阪花屏風」

「みどりがつなぐ人と人、人と自然」をテーマに、大阪府が構想する「みどりの風を感じる大都市・大阪」事業の一環としてJR新大阪駅南口に緑化施設を整備する事業に、当社の提案が採択され、2012年7月に約23mに連なる壁面緑化と、大阪で見られる10種類の樹木や四季折々の花壇で構成された「大阪花屏風」を設置しました。

ガーデン内には、大阪の見どころを案内するパネルや植物図鑑も設置し、みどりのインフォメーションセンターとしての機能も果たしています。夜のライトアップにはLED照明を使用し、省CO2にも配慮しています。

再生可能エネルギー事業の取り組み

 当社は、2012年7月の再生可能エネルギー固定買取制度(FIT) の施行に伴い、「太陽光発電事業」に取り組んでいます。 太陽光発電の事業スキームは、発電システムの請負工事・リースのほか、官民の遊休地の借地および自社施設を利用して自らが売電事業者となる事業方式があります。
 2018年4月現在、当社が売電事業者として発電事業を行う発電 所は「46カ所 パネル出力容量 122,899kW(122メガ)」の取り組みが確定しており、その内「41カ所 パネル出力容量 97,226kW (97メガ)」が稼働し順調に発電・売電を行っております。 当社所有発電施設の2017年の年間発電量は66,508千kWhであり、当社の全国事業所が一年間の企業活動で消費する電力量の 3.8倍を発電する能力となりました。 今後は、バイオガス発電、風力発電など太陽光発電に続く再生 可能エネルギー事業への参画を視野に入れ、新たなエネルギー事業への取り組みを行っていきます。

「ブランチ茅ヶ崎」SEGES(シージェス) 認定

BRANCH茅ヶ崎
ブランチ茅ヶ崎

 公益財団法人都市緑化機構が、猛暑におけるヒートアイランド現 象等で悪化する都市環境において、人々にとって安らぎと憩いの貴 重な環境となっている緑地の重要性の普及啓発を目的に実施している「SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム):都市のオアシス」において、2017年秋の認定緑地5箇所が選定され、「ブランチ茅ヶ崎」が認定されました。
 当社では2015年に認定を受けた「大阪花屏風」、「フレスポ稲毛」 につづき、3カ所目となります。


都市のオアシスの定義

『都市のオアシス』とは、次の要件にあてはまる民間事業者が設置もしくは管理をしている緑地をいいます。

1. 都市の中心部、もしくは周辺の商業地域、居住地域において人々がくつろぎ休息できる緑地
2. 不特定多数の市民に対し、常時もしくは特定の条件のもと、無料で開放されている緑地
3. 休息のための木陰もしくは自然的な景観を形成する樹木があり、芝生や花壇、水辺など自然を感じることができる緑地
4. 利用にあたって安全性が確保されている緑地上記要件を満たす緑地より、下記の公開性、安全性、環境への配慮を認定基準として第3者審査会により認定されます。


認定基準

市街地(市街化区域内)に位置し、以下の条件を満たす民有の緑地

公 開 性:一般の多くの人が利用可能で、アクセスしやすい場所に設置されている
安 全 性:管理者が明確で日常的な維持管理がなされ、利用にあたっての安全性が確保されている
環境への配慮:都市の温暖化の抑制や生物多様性の保全など環境に対する配慮がなされている


BRANCH神戸学園都市がJHEP認証制度でAAランクの認証取得

BRANCH神戸学園都市外観
BRANCH神戸学園都市外観

BRANCH神戸学園都市
(左)里山をイメージした外構植栽
(右)在来野草のタネまきイベントの様子

当社の商業施設「BRANCH神戸学園都市」は2015年7月に公益財団法人 日本生態系協会が運営する生物多様性の保全に貢献する取り組みを定量的に評価する「JHEP認証制度」において、AAランクの認証を受けました。

BRANCH神戸学園都市では2015年から環境改善プロジェクトとして当施設を買い物の場に加え、地域の生物多様性に貢献できる空間づくりを目指しており、2020年を目処に施設周辺の植栽の入替えや維持管理が行われる計画となっています。

認証取得にあたっては、次の4項目において高い評価をいただいております。

○市民団体や学識者と協働して、近隣の里地里山から地域在来の植物の種や実生を採集している。(採集した種や実生は、かつての里山の風景を目指してBRANCH神戸学園都市の敷地内に植栽していく予定)

○建物周辺のエリアは里山林をイメージして、コナラやカスミザクラ、ヤブムラサキなどの在来種を用いた野鳥が集まる森づくりを目指している。

○敷地東側の斜面と建物屋上の一部では、チガヤやススキなど様々な在来の野草を中心としたバッタやチョウの舞う草原づくりに取り組んでいる。

○市民参加型のイベントなどを開催して、外来植物の積極的な駆除に努めている。

「eco検定アワード2017」受賞

当社は、東京商工会議所が実施している「eco検定アワード 2017」のエコユニット部門において、優秀賞を受賞しました。

eco検定アワードは、他の模範となるような環境活動を実践しているエコピープル※1やエコユニット※2の活動を称えるもので、当社は、eco検定合格者が1,972名(2018年2月時点)いることに加え、当検定で得た知識を活用した環境保全活動を積極的に行っている点が評価されました。

今後も、全従業員のエコマインド醸成に努めるとともに、社会に 役立つ環境改善活動に取り組んでいきます。


※1エコピープル:商工会議所によるeco検定合格者に対する呼称
※2エコユニット:エコピープル2名以上で環境活動を行っており、商工会議所への登録をした団体の呼称

騒音問題を解決する緑化防音壁の提案

横浜市戸塚区保育園・緑化防音壁
横浜市戸塚区保育園・緑化防音壁

当社は、神奈川県横浜市の保育園を施工する際、騒音問題の解決に適した防音効果のある壁面緑化を設置しました。園児が四季を感じられる工夫が施されているほか、壁面緑化の下部にはLEDの足元灯も設置しています。

大和ハウス工業の奈良工場では壁面緑化の遮音性能の測定実験が行われていますので、今後も壁面緑化には防音効果があるという付加価値を幅広く知っていただくよう活動していきます。

DREAM Solar フロート1号@神於山

DREAM Solar フロート1号@神於山
DREAM Solar フロート1号@神於山

当社は、大阪府岸和田市にあるため池(傍示池)をお借りして、水上太陽光発電施設整備に取り組んでいます。水面を利用した太陽光発電所としては大阪府内で初の試みで、大和ハウスグループでも第1号の施設となり、2015年8月から20年間にわたって売電事業を行います。また、売電収入の一部を大阪府および岸和田市に対して寄付を行い、環境・エネルギー・農業関連の施策推進にご利用いただく予定になっています。この事業は、当社が太陽光発電事業者として施設運営を行い、大和ハウス工業が設計・施工、大和ライフネクストが維持管理を担当する形で大和ハウスグループとしてワンストップサービスで取り組んでいます。

太陽光電池の出力規模は1,000kW、年間予定発電電力量は約115万kWhとなっており、一般家庭の年間消費電力量換算で320世帯分に相当する発電事業になっています。

環境経営度調査指標ランキング「第10位」


当社は、日本経済新聞社が実施する「第21回 企業の環境経営 度調査」に基づく環境経営度指標ランキングにおいて、非製造業の 通信・サービス部門で10位の評価をいただきました。(日経産業新 聞2018年1月22日より)

この調査は1997年から毎年、上場・非上場の有力企業を対象に 実施されており、企業の環境経営推進推進体制、汚染対策、生物多 様性対応、資源循環、温暖化対策などの環境対策と環境経営の向 上をいかに両立しているかを評価するものです。

今後は、自社内の活動に加え、サプライチェーンや提供する商品 などを通じて二酸化炭素の排出削減に取り組み、また、太陽光発 電電力を自社消費するなどの社会動向に適応した環境活動に取り 組んでいきます。

「環境人づくり企業大賞2017」大企業区分で優秀賞を受賞

当社は、環境省および環境人材育成コンソーシアム主催の「環 境人づくり企業大賞2017」の大企業区分において、優秀賞を受賞 しました。

この賞は、「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する 法律」に基づく表彰であり、地球環境と調和した企業経営の必要 性を認識し、その実現のため自ら進んで行動する人財(環境人財)を育成する企業を奨励するもので、当社は「①社員教育の実施、②eco検定取得の推進、③社会貢献活動の促進の取り組み」について高い評価をいただきました。

今後も、取り組み内容を充実させるとともに、社員の環境意識向上 と環境行動の実践を推進して、環境人財の育成に努めていきます。