新型コロナウィルス感染症に対応した仮設医療施設

システム建築に医学の知見を複合して、仮設医療施設を迅速に整備

2020年春、社会は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という新たな課題に直面しました。
大和リースは、システム建築に関する豊富なノウハウをベースに、医療・専門機関と連携して、仮設医療施設を整備。医療、検査体制の構築と感染拡大の防止に貢献しています。

奈良県西和医療センター 発熱外来クリニック
約3週間という短期間で完成

西和医療センター 発熱外来クリニック

 2020年2月中旬、奈良県西部の基幹病院である奈良県西和医療センターは、屋外駐車場に、新型コロナウイルスに感染した可能性のある患者を専門に診療する仮設の発熱外来クリニックの建設を計画。2009年の新型インフルエンザの流行時においても、仮設の発熱外来診療所の整備実績のあった当社と協議を開始しました。
 緊急事態宣言下の4月下旬より約3週間の工事期間を経て5月18日に施設が完成。5月27日より診療が開始されました。これにより、一日5人程度だった受け入れ患者数が20人程度まで増加しました。その後、奈良県西和医療センターでは、さらなる検査体制の充実をはかるために、CTスキャン棟の整備も計画。この施設の設計・施工も当社が担当しました。

医学の知見を採り入れた安全性の高い設計

西和医療センター 発熱外来クリニック

 短期間の施設整備にあたっては、2009年の開発実績に加えて、当社が一般社団法人MBTコンソーシアム、奈良県立医科大学などによる新型コロナウイルス感染症に対応するモデルプラン「MBT感染症外来ユニット」※の開発に参画していたことが大きな助けとなりました。これにより、患者と医療従事者の動線や空気の流れ、防護服の着用を考慮した室内温度の調整など、感染症や医学に関する専門家の知見を施設の設計に採り入れることができ、安全な施設設計とスピーディーな施工を両立できました。
 これからも当社は、建築やリースなどの事業ノウハウを活かし、自治体や医療機関と連携して、感染拡大防止とウィズ・コロナ時代の安全・安心な社会に貢献します。

※「MBT感染症外来ユニット」提案書はこちらから

施設の特長
[システム建築のノウハウ]×[医学に関する専門家の知見]

  • 患者と医療スタッフの動線を明確化し、患者の利用スペースの陰圧※を必須化することで接触感染と飛沫感染を防止
  • レントゲン室とCTスキャン室を併用し、高度な検査体制を構築
  • 除菌対応を考慮し、診察室を4室設置することで回転率を高める
  • 高出力の冷房設備を導入し、防護服着用による熱中症を防止

※陰圧とは
 内部の空気圧を外部より低く調整している状態。空気は圧力の高い方から低い方へ流れるため、陰圧した室内の空気は外部に漏れず、感染源の拡散を防ぎます。

診断室
①診断室 移動可能なレントゲンが設置された診断室
処置室
②処置室 ストレッチャーごと入室可能な処置室
診察室
③診察室 エリアが明確に設定された診察室
施設内廊下
④施設内廊下 医療スタッフ専用の施設内廊下

[奈良県西和医療センター 発熱外来クリニック]

所在地 奈良県生駒郡三郷町
構造規模 ダイワアシスト平屋建
延床面積 220m2

新型コロナウイルス対応
仮設医療施設

新型コロナウイルス感染拡大防止に対応した仮設医療施設をご提案します。

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