指定数量10倍を超える危険物の保管に
大規模危険物倉庫
(ダイワスペース危険物屋内貯蔵所)
主な用途危険物貯蔵・保管など
保管する危険物の種類・量に応じて、必要な設備をご用意。
※パースにはオプション及び別注仕様が含まれている場合がございます。
指定数量10倍以上の危険物の保管に
消防法で定められた指定数量10倍以上の危険物の保管に対応した商品。
倉庫・工場で実績のある「ダイワスペース」をベースとした軽量鉄骨造の商品です。
特長
指定数量10倍以上の危険物の保管に対応
最高軒高6m以内、床面積1,000㎡以内となり、従来のユニット型では対応しきれなかった指定数量10倍以上の危険物の保管に適しています。
耐火構造の軽量鉄骨商品で法令に準拠
壁・柱・床は耐火構造、梁は不燃材料を採用し、関係法令に定める基準に対応しています。
※建物仕様については所管消防と協議の上、決定します。
保管物に応じて適切な使用をご提案
危険物の種類・量・設置場所に応じて、必要な設備をご提案。お客様のニーズにお応えします。
※リチウムイオン電池専用の危険物屋内貯蔵所については、2023年12月の法改正により本仕様と異なる仕様とすることも可能となりました。
保管品目例
類別 | 分類 | 性質 | 特性 | 指定数量 | 品目例 |
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第4類
引火性 液体 |
第1石油類 | 非水溶性
液体 |
引火点が21℃未満のもの | 200L | ガソリン、ギ酸エチル、シクロヘキサン、酢酸エチル、ベンゼン |
水溶性
液体 |
400L | アセトン、アセトニトリル、(t)ブチルアルコール、ピリジン、ジエチルアミン | |||
アルコール類 | - | 炭素数が1~3個の飽和1価のもの | 400L | メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール | |
第2石油類 | 非水溶性
液体 |
引火点が21℃以上70℃未満のもの | 1,000L | 軽油、灯油、キシレン、酢酸アミル、スチレン、無水酢酸 | |
水溶性
液体 |
2,000L | アクリル酸、アリルアルコール、酢酸 | |||
第3石油類 | 非水溶性
液体 |
引火点が70℃以上200℃未満のもの | 2,000L | クレオソート油、重油、アニリン、ニトロベンゼン | |
水溶性
液体 |
4,000L | エチレングリコール、グリセリン、メタクリル酸、酩酸 | |||
第4石油類 | - | 引火点が200℃以上のもの | 6,000L | ギヤー油、シリンダー油、潤滑油 | |
動植物油類 | - | 引火点が250℃未満のもの | 10,000L | ヤシ油、オリーブ油 |
危険物の貯蔵・取扱についての計算方法
同一の危険物を同一場所で貯蔵し、又は取り扱う場合
※ 倍数が1以上なら危険物施設となり許可が必要となる。
品名の違う危険物を同一場所で貯蔵し、又は取り扱う場合
※ 倍数が≧1の場合、当該場所は、指定数量以上の危険物を貯蔵し又は取り扱っているものとみなされる。
モデルプラン
モデルプランは、危険物種別 第4類 第2石油類(灯油、軽油など)を想定しています。
タイプ | 300㎡タイプ | 700㎡タイプ | 1,000㎡タイプ |
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寸 法 |
1階建て 軒高 5.950 建築面積 本体:15.31×21.31=326.2561㎡ 庇:(2.800-1.000)×6.500= 11.700㎡ |
1階建て 軒高 5.950 建築面積 本体:24.31×30.31=736.8361㎡ 庇:(2.800-1.000)×6.500×2= 23.400㎡ |
1階建て 軒高 5.950 建築面積 本体:21.31×45.31=965.5561㎡ 庇:(2.800-1.000)×6.500×3= 35.100㎡ |
耐火種別 | (ロ-2)準耐火建築物 | ||
構 造 | 鉄骨造(ブレース構造) | ||
基 礎 | 鉄筋コンクリート造布基礎 | ||
外 壁 | 角波サイディング カラーガルバリウム鋼板t=0.5 山高H=16 石膏ボードt=9.5、木毛セメント板t=20 鋼製胴縁下地C-100×50×20×2.3@910 【FP030NE-9222】 |
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屋 根 | 折板:カラーガルバリウム鋼板t=0.8 山高H=166(ハゼ式) 裏面)不燃ペフ貼りt=4(室内側のみ)【不燃NM-4617-1(1)】 |
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建 具 | 鋼製ドア 重量電動シャッター 鋼製ガラリ |
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床 | 土間コンクリート金ゴテ押えt=210 配筋:D13@200(ダブル・タテヨコ共) カッター目地D40@3000 防湿シート t=0.15、砕石t=50 |
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庇 | シャッター上部 D=2800(折版葺) | ||
設 備 | 電気設備、換気設備、避雷針設備、警報設備、消火設備 |
- ※ 品質向上の為、本仕様は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。
- ※ 建築仕様、設備仕様については、所轄消防と協議の上、決定します。
標準仕様図
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