新たな「金谷地区のシンボル」として、地域と協働し、活性化に貢献
誰もが気軽に集える生活交流拠点施設として、多様な世代の「つながり」を創出します。

　静岡県中部の島田市は2005年に旧島田市と旧金谷町が合併して誕生。老朽化に伴い利用を終了した旧金谷庁舎跡地の利活用について、2021年、島田市はPFI方式により金谷地区の生活交流拠点を新設し、隣接する公園や周辺施設との一体的な管理・運営を担う民間事業者の公募型プロポーザルを実施。当社を代表とする企業グループが事業者に選定されました。
　市民からの愛称公募によって名付けられた金谷地区生活交流拠点施設「かなうぇる」は市役所支所、高齢者相談、健診、子育て支援などの機能を複合し、多彩な生活ニーズに対応。事業者による自主提案事業としてカフェも整備。地域に憩いと交流の場所を提供しています。
　内装は、木材を活用した温かみのある空間。屋根にはPPAモデルによる太陽光発電システムを整備。環境共生と脱炭素の推進にも配慮しています。
　本事業は運営業務において、地域社会のつながりを育む「ソーシャル・キャピタルの醸成・向上」を重視。地元NPOと協働して、さまざまなイベントを開催することで、地域活性化に取り組み、誰もがいきいきと過ごせる共生社会の実現をサポートします。

かなうぇる

●市役所金谷支所
●高齢者あんしんセンター金谷
●けんこうルーム金谷
●親子交流スペースしまいくルーム金谷
●カフェ「SOCO SOCO CAFE」

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NPOシマシマ

かなうぇるを拠点に活動し、地域と連携したさまざまなイベントの企画・運営を行うことで、ソーシャル・キャピタルの醸成・向上に寄与します。

機能複合化で、もっと便利に、快適に

　金谷地区の暮らしに寄り添い、さまざまな機能がそろう「かなうぇる」。地域住民の利便性に応える明るく開かれた空間で、健やかな暮らしを支えていきます。

ソーシャル・キャピタルとは？

ソーシャル・キャピタルとは、社会における、信頼に裏打ちされたつながりや人間関係を表します。地域社会のソーシャル・キャピタルの醸成・向上を図ることで、地域社会の安定や活性化、健康増進、福祉、教育など、さまざまな好循環が期待できます。

つきあい・交流(ネットワーク)

●近隣でのつきあい

隣近所とのつきあい

●社会的な交流

友人・知人・親戚とのつきあい、スポーツ・趣味・娯楽活動への参加

信頼

●一般的な信頼

一般的な人への信頼

●相互信頼・相互扶助

近所、友人・知人、親戚等への信頼度

社会参加（互酬性の規範）

●社会活動への参加

地縁的活動、ボランティア活動等への参加

出典：「ソーシャル・キャピタル：豊かな人間関係と市民活動の好循環を求めて」（内閣府）をもとに作成

[DATA]

所在地	静岡県島田市金谷代官町
構造	鉄骨造 平屋建
敷地面積	6,829㎡
事業方式	PFI事業/BTO方式、指定管理
延床面積	1,571m2
事業期間	15年間