地域の歴史をつなぎ、新たなにぎわいを創出「開成山(かいせいざん)公園」

2024.11.26

SDGs目標3:すべての人に健康と福祉を
SDGs目標4:質の高い教育をみんなに
SDGs目標6:安全な水とトイレを世界中に
SDGs目標11:住み続けられるまちづくりを
SDGs目標12:つくる責任 つかう責任
SDGs目標13:気候変動に具体的な対策を
SDGs目標15:陸の豊かさも守ろう

2024年4月、福島県郡山市の中心部に位置する開成山公園がリニューアルオープン。
長きにわたって地域に親しまれてきた総合公園が公民連携により、これまでの歴史を継承しながら、広々とした芝生広場やビッグルーフ、ショップやカフェなど、新たなにぎわいやくつろぎを創出する空間に生まれ変わりました。

事業スキーム

歴史と未来をつなぐ、多世代が憩う新たなにぎわいの場

開成山公園全体マップ

 開成山公園は明治維新後の開拓・疏水事業に伴う憩いの場としての歴史をもつ総合公園です。五十鈴湖を含む敷地はおよそ30ヘクタールあり、郡山市のシンボルとして親しまれてきましたが、施設の老朽化が課題となっていました。リニューアルにあたって郡山市は、公民連携のPark-PFIおよび指定管理者制度を導入。2022年に実施された公募型プロポーザルで、当社を代表とする企業グループが選定されました。
 このリニューアルの目的は、施設の改修や新たな収益施設の導入を通じて「公園の利便性・魅力・防災機能」の向上をはかること。広々とした芝生のフロンティア広場や、雨や陽射しを避けられるビッグルーフ(大屋根)が新設され、多世代が思い思いに集い、憩える空間を整備しました。また、フロンティア広場の周囲には、カフェや美容室、花や植物、ペットグッズなどを扱うショップがオープン。湖畔にデッキを新設したり、災害時に役立つかまどベンチ、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインに配慮したトイレを整備するなど、公園に新たな利便性と価値を提供しています。
 郡山市の歴史と文化を次代に継承する開成山公園。新たなにぎわいの場として、地域の魅力向上に貢献していきます。

フロンティア広場全景
フロンティア広場
広大な芝生広場の中心に、雨天時にも対応できるビッグルーフを設置。

バラ園
バラ園
見頃となる6月と10月には、400種800本のバラが美しく咲き誇ります。

ランニングコースの写真
ランニングコース
長さ約1.1kmの緑豊かなランニングコース。

水鏡の写真
水鏡
水の歴史を象徴しフォトスポットにもなる水鏡。

開成山大神宮の写真
開成山大神宮

パークセンターの写真
パークセンター
授乳室や多目的スペースがある公園の管理事務所。

五十鈴湖デッキ
五十鈴湖デッキ

湖畔を間近に楽しめる水上デッキ。誰もが使える木製テーブルも設置。

かまどベンチの写真
かまどベンチ
災害時にかまどとして利用できるベンチを設置。

駐車場入口の写真
駐車場
普通車の収容台数を64台増加。観光バスの受け入れにも対応します。

多様な世代が楽しめるショップが公園に新たな楽しみ方をプラス

ショップ全景
カフェ「FLATWHITE COFFEE FACTORY」
パン販売のショーウィンドウ
湖を望む飲食スペース
ガーデニングショップ内観ガーデニング用品 「SPROUT Park店」
ガーデニングショップ外観
美容室外観
美容室 「cyaco g」

[DATA]

所在地 福島県郡山市開成
公園面積 30.3ha(内、事業範囲面積:12.89ha)
公式HP 開成山公園 https://www.kaiseizan-park.com/



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