効率化と労働環境改善をめざす新たな配送拠点 
「和田物流 第3低温物流センター」

2022.05.13

地域の食を支える 和田物流 第3低温物流センター

株式会社和田物流
多様化する物流ニーズへ迅速に対応し 快適に働ける施設を整備

 和歌山市を拠点に近畿一円で、パンや食肉、冷凍・冷蔵食品、アイスクリーム、病院や介護福祉施設の給食などの食品輸送を手がける和田物流。グループ会社のファーストラインと共に、食品の低温物流に関する確かなノウハウをもとに、地域の食を支えています。
 近年はスーパーやコンビニエンスストア、外食店舗などへの共同配送を中心に、自社の低温物流センターを経由した流通加工や仕分け、小ロット配送への対応など、事業領域を拡大しています。
 和田物流では、荷主企業の要望により迅速かつ効率的に対応するために拠点の集約化をはかること、従業員がより働きやすい環境を整備することをめざし、新たな低温物流センターの整備を計画。当社が設計・施工を担当し、2021年7月に竣工しました。

広く快適な休憩室
広く快適な休憩室

システム建築により課題の解決をサポート

 これまでも当社は和田物流やファーストラインの冷凍・冷蔵倉庫や事務所の整備を担当。今回、新たな物流センターの整備では、限られた時間のなかでパンや食品の配送を効率的に行えるよう、無駄の無い動線計画やトラックバースを多く確保することが求められました。それに応えるため、当社はシステム建築商品「ダイワスペースRS」による整備を提案。重量鉄骨造による大空間・大開口を活かして対応しました。
 また、施設内には事務所や休憩室、更衣室を設置。従業員の皆さんが快適に働ける環境が整いました。
 当社はこれからも価値ある物流施設の整備を通じて、物流ビジネスにおける課題解決をサポートし、日々の暮らしと便利に貢献します。

※トラックバース : 倉庫や物流センターでトラックが接車し、荷物積み降ろしなどに使用するスペース。

内部の様子
内部の様子
グループ会社「ファーストライン」の冷温・冷蔵倉庫と事務所(2018年9月竣工)

提案のカギ

  • 拠点の集約による効率化
  • 労働環境向上・福利厚生の充実

[和田物流 第3低温物流センター]

所在地 和歌山県和歌山市
建築面積 2,539m2
延床面積 2,849m2
商品 ダイワスペースRS(構造:鉄骨造2階建)

ダイワスペースRS

物流施設や倉庫、工場などの大空間・大型施設に。
床荷重1.5t/m2の高耐荷重、大空間を実現したダイワスペースRS。品質とコストパフォーマンスを兼ね備えた重量鉄骨造のシステム建築で、平屋から2階建てまで幅広いニーズに対応。12mの庇を標準仕様で備え、アウトバースにより保管可能な倉庫面積をより広く確保することが可能に。

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ダイワスペースRS



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