広島県廿日市市 民間提案制度による、LED街路灯・太陽光発電システムの整備

2023.12.08

SDGs目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs目標11:住み続けられるまちづくりを
SDGs目標13:気候変動に具体的な対策を
SDGs目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

ゼロカーボンの推進に 民間の創意工夫とノウハウで貢献

2023年春、広島県廿日市市(はつかいちし)において、民間の創意工夫を地域課題の解決に活用する民間提案制度によって整備されたLED街路灯と太陽光発電システムの運用が開始。当社は公民連携と公共設備のリース、2つのノウハウを活かして、ゼロカーボンの推進に貢献しています。

提案のカギ

  • 民間のアイデアを地域の課題解決に活用
  • 一斉LED化のリース方式で早期に省エネ施策を実現
  • 太陽光発電システムのリースで環境価値を創出

県内初の民間提案制度 リースで地域課題に対応

 広島県の西部に位置する廿日市市では、地域課題の解決に民間のアイデアを広く採り入れるため、広島県内で初めて民間提案制度を導入。当社は2020年にリースによる街路灯の一斉LED化を、2021年には下水処理場にある現在使用していない敷地を活用して太陽光発電システムを整備する提案を行い、採用されました。
 LED街路灯は2023年4月から10年間、太陽光発電システムは2023年3月から20年間、当社がリースと維持管理を担当。ゼロカーボンの推進やエネルギーコストの削減など環境をめぐる多様な課題の解決にトータルに貢献しています。

事業スキーム

持続可能な未来を見据えた「省エネ」と「創エネ」2つの事業を実現

省エネと創エネの両面から課題解決につながる事業整備を提案。
導入計画から設計・施工、リース、維持管理までワンストップで対応する、
ファシリティ・パッケージリースのノウハウを活かし迅速な整備を実現しました。

省エネ 明るく安全にまちを照らす
民間提案制度×街路灯一斉LED化

市内の街路灯や防犯灯を一斉にLEDに切り替えることで、公共設備の省エネルギー化を早期に実現しました。
街路灯
街路灯
照明灯数:3,137灯、CO2排出量削減効果 年間約638t

[DATA(街路灯一斉LED化)]

事業方式 リース方式
事業期間 2023年4月1日~2033年3月31日(10年間)

創エネ 下水処理場の敷地の一部をクリーンエネルギーの拠点に
民間提案制度 × 太陽光発電システム

2つの下水処理場の敷地を活用し、市自らが発電事業者となるリース方式による整備を行いました。
廿日市浄化センター
発電容量:547kW(定格出力442kW)、CO2排出量削減効果 年間約248t※
大野浄化センター
発電容量:338kW(定格出力254kW)、CO2排出量削減効果 年間約114t※
※環境省補助金申請における商用電力の排出係数(代替値)による試算数値

[DATA(太陽光発電システム)]

事業方式 リース方式
事業期間 2023年3月1日~2043年2月28日(20年間)
廿日市浄化センター 所在地:広島県廿日市市串戸
施工面積:約4,800㎡
パネル数:1,216枚
大野浄化センター 所在地:広島県廿日市市沖塩屋
施工面積:約3,200㎡
パネル数:752枚

大和リースの太陽発電システム

CO2排出量と電気料金を「W」で削減。自家消費太陽光発電システムで、環境にも経済にもやさしく。

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