鞍ケ池公園は緑豊かな市民の憩いの場として、地域のファミリー層を中心に広く親しまれてきましたが、少子高齢化やライフスタイルの変化に伴い公園をとりまくニーズも多様化。都市と山間部の結節点に位置し、高速道路により都心部からもアクセスしやすい立地特性を活かし、公園のポテンシャルをさらに引き出すことをめざすリニューアルを計画。公募設置管理制度（Pａｒｋ-PＦＩ）と指定管理制度による公募プロポーザルが実施されました。
　当社を代表企業とするグループは「みんなミライとつながる」をコンセプトに、公園の新たな活用と交流促進をはかるアイデアを提案。公園の整備と管理運営を総合的に担う事業者として選定され、2021年5月にリニューアルオープンしました。

　公園の新たな活用としては、世界的なアウトドアブランド、スノーピークが運営する「パークフィールド」を整備。都市公園の中でアウトドアを気軽に楽しむことができるという新たな体験価値を提供したり、屋外でのミーティングなど、ニューノーマルのライフスタイルにも対応します。
　「交流エリア」にはカフェを整備。鞍ケ池を望みながらゆったりとしたひと時を過ごせます。緑豊かな「フォレストパーク」には乗馬体験を楽しめるホースパークを整備。芝生広場や動物園、植物園など既存の施設と共に、新たに多様な魅力を備えた都市公園として生まれ変わりました。
　当社はこれからも新たな発見や体験が生まれるパークソリューションを通じて、鞍ケ池公園と地域の価値向上に貢献していきます。