まちの復旧・復興につながる仮設建築を迅速に整備「令和6年能登半島地震」

2025.06.24

SDGs目標4:質の高い教育をみんなに
SDGs目標11:住み続けられるまちづくりを
SDGs目標12:つくる責任 つかう責任

能登の復興に向かって、共に

 2024年1月1日に発生し、各地に甚大な被害をもたらした令和6年能登半島地震。
大和リースはシステム建築メーカーとしての技術やノウハウをもとに、住まい、学び、行政、暮らしなど、まちのさまざまな機能の復旧につながる仮設建築の整備に全社一丸となって取り組みました。

学び・住まい・商業・行政復旧の要となる場を整備

 2024年1月1日、16時10分に発生した地震に伴い、住宅や建物、道路や上下水道のインフラなど各地に甚大な被害を受けた能登地方。
 当社は応急仮設住宅の建設をはじめとして、学校や商店街、庁舎など、まちのさまざまな機能の復旧・復興の要となる仮設建築の迅速な整備に取り組みました。
 住まいの面では、一般社団法人プレハブ建築協会の一員として応急仮設住宅の整備を担当。地震発生11日後に工事に着手し、輪島市西脇町に完成した30戸をはじめとして、合計1,041戸の建設を担当しました。

 また、全国各地から応援に来られた自治体職員の皆さんのための住宅も建設。結露やプライバシー対策にも配慮しました。仮設庁舎の整備により執務スペースの確保にも寄与しました。

 学びの面では、休校や避難を余儀なくされた教育の再開のため、仮設校舎や仮設体育館を整備。これまで培ったシステム建築のノウハウを活かし迅速に対応しました。
 そして、暮らしの面では、輪島市門前町において仮設商店街の建設を担当。まちの利便性やコミュニティの復興に貢献しています。

令和6年能登半島地震
大和リース 応急仮設住宅 供給戸数
17団地 1,041戸

(2024年12月末現在)

迅速なまちの復旧・復興には「住まい」「学び」「暮らし」「行政」が必要である
珠洲市 蛸島町第1団地 応急仮設住宅

能登町 復旧・復興支援職員用住宅

輪島市西脇町第一団地 応急仮設住宅

輪島市 仮設庁舎

事例 輪島市内6小学校仮設校舎


みんなで集う、新たな学び舎 迅速な整備で教育を支える

 地震により被害を受けた市内9小学校の内、6小学校の校舎が被害を受けた輪島市中央地区では、近隣の高校を間借りして授業を行うなどの対応が行われていました。この状況に対応するため、輪島市は河井小学校のグラウンドに6小学校が合同で利用できる大規模な仮設校舎の整備を決定。当社が建設を担当し、2学期から校舎を利用できるよう迅速な整備を行い、2024年8月に完成しました。
 仮設校舎はシステム建築「ダイワフラットスクールタイプ」を採用。給食室も併せて整備され、雨や雪への対策に配慮した渡り廊下で既存の体育館ともつながっています。

仮設校舎 事例
仮設校舎 事例
仮設校舎 事例

[DATA]

所在地 石川県輪島市河井町
敷地面積 18,461㎡
延床面積 4,731㎡
構造 ダイワフラットスクールタイプ2階建

事例 能登町立松波小学校 仮設校舎・体育館


安心して学び活動できる環境を

 能登町の松波小学校では、地震による被害を受けて、町内の松波中学校の校舎や避難所としても使用されていた体育館を使用するなどの対応を行いつつ、教育活動を実施していました。
 2学期から児童が安心してのびのびと学び、体を動かせる場を提供するため、能登町では松波中学校のグラウンド内に仮設校舎と体育館の整備を計画。当社が建設を担当し、校舎は2学期より供用開始。体育館は10月より供用が開始されました。
 2階建ての仮設校舎には、教室や職員室、保健室、図書室などに加えて、みんなで集まり給食を食べるためのランチルームも設けられています。
 体育館はシステム建築「ダイワスペース」をもとに整備。体育館に適した中柱の無い大空間を実現できる商品特長を活かして、迅速な整備を行いました。内装には木材を採用することで温かみのある環境に。雨や雪の日もいきいきと体育や運動を楽しめる空間には、児童の皆さんの活気あふれる歓声が響いていました。

緑は松波小学校のイメージカラー。
ゆとりのある廊下と踊り場。
天井が高く広々とした体育館。


室名プレートは、旧校舎のものを活用。

[DATA]

所在地 石川県鳳珠郡能登町
敷地面積 35,500㎡
延床面積 (仮設校舎)2,090㎡ (仮設体育館) 751㎡
構造 (仮設校舎)ダイワフラットスクールタイプ (仮設体育館)ダイワスペース(多雪型仕様)

事例 輪島市 総持寺通り 仮設商店街

禅の里広場

まちの日常に、にぎわいと交流を再びを

 輪島市南西部の門前町、永い歴史のなかで多くの人が行き交い、まちの暮らしを支えてきた総持寺通り商店街は、地震により34店舗の内20店舗が全壊などの被害を受け、閉店や休業を余儀なくされました。
 その復興をめざして、門前町では輪島市の支援のもと仮設商店街の整備を計画。当社がシステム建築のノウハウを活かして迅速な整備を行い、2024年11月に3棟11店舗がオープンしました。
 衣料や飲食などバラエティに富んだ店舗が並ぶ仮設商店街では、地域住民と連携しマルシェイベントも定期的に開催。まちの新たなにぎわい・交流拠点として、暮らしに利便性と活気を生み出しています。

旧酒井家

堀瑞復興広場

[DATA]

所在地 石川県輪島市門前町
構造 ダイワフラットL
延床面積 (禅の里広場)  287㎡ 店舗数:6店舗
(堀瑞復興広場)126㎡ 店舗数:3店舗
(旧酒井家)  115㎡ 店舗数:2店舗

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