駅前の交通渋滞とパーク＆ライドに対応、使いやすさと効率性を両立

　新幹線が停車するターミナル駅であるJR静岡駅周辺では、自動車交通量の多さに伴う渋滞の発生と通勤や観光に自動車と電車を活用するパーク＆ライドに対応するため、立体駐車場の需要が高まっていました。
　そのニーズに対応して、静岡県内を中心に不動産賃貸事業や駐車場事業を展開する伊伝グループは、自社所有の不動産を活用して、駅の西側に自走式立体駐車場の整備を計画。当社が設計・施工を担当し、2017年7月に「みんなのパーキング泉町」がオープンしました。設計自由度の高い国土交通大臣個別認定型の採用により、敷地を有効活用して500台の駐車台数を確保。その利用しやすさが評価され好評を博しました。
　「みんなのパーキング泉町」の好評を受けて、伊伝グループは新たな自走式立体駐車場の整備を駅の南側に計画。こちらは工期やコスト面のメリットを兼ね備えた国土交通大臣認定型を提案し迅速な整備を実現。2023年3月に400台の駐車台数を確保した「みんなのパーキング駅南」がオープンしました。「みんなのパーキング泉町」の経験や利用者の声をふまえたアップデートが盛り込まれています。
　当社は自走式立体駐車場メーカーとしての豊富な実績とノウハウをもとに、確かな品質の駐車場整備と地域交通課題の解決に総合的に対応します。