大和ハウスグループ環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム2026」
大和ハウスグループは、2055年(創業100周年)を見据え、「人・街・暮らしの環境共創グループ」として、サステナブルな社会の実現を目指し、グループ、グローバル、サプライチェーンを通じて環境負荷“ゼロ”に挑戦します。特に重要な7つの目標を「チャレンジ・ゼロ」として整理、2055年の究極のゴール、2030年のマイルストーンを明確化し、その達成に向け、事業戦略と整合した、具体的な計画と目標を、EGP2026として策定しました。目指すものは「環境と事業収益の両立」です。
重要な7つの目標
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1まちづくりCO2ゼロ
- 新築建物原則、全棟ZEB化推進、全棟太陽光発電搭載の取り組み推進
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2事業活動CO2ゼロ
- 新築自社施設原則、全棟ZEB化および太陽光発電の導入
- 自社再生エネルギー発電所由来の電気活用したRE100を2030年度達成
- 業務用車両のクリーンエネルギー自動車化の推進
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3サプライチェーンCO2ゼロ
- サプライヤーのCO2削減を支援し、環境エネルギー事業の拡大とサプライチェーンの強靭化推進
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4森林破壊ゼロ
- 森林破壊リスクのある木材の調達回避し持続可能性の高い木材調達を推進
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5生物多様性損失ゼロ
- 在来種による生態系に配慮した外構植栽の推進
- 自社施設の生物多様性評価と重要サイトの生物多様性保全計画の策定
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6資源利用・廃棄物ゼロ
- サーキュラーエコノミー施行に基づき、資源の長期利用や循環利用に資する取り組みの強化
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7水リスクゼロ
- 全事業におけるサプライチェーンを通じて無水使用量の削減に取り組むとともに水リスクの調達把握を完了する
「EGP2026」のポイント
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1“まちづくりのカーボンニュートラル”実現に向けて、
すべての事業において原則、全棟ZEH・ZEB化、全棟太陽光発電搭載を推進する -
2“事業活動のカーボンニュートラル”実現に向けて、新築自社施設を原則全棟ZEB化するとともに、2023年度のRE100達成を目指す
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3サプライヤーと「カーボンニュートラル」「森林破壊ゼロ」「ゼロエミッション」の方針を共有し、環境を起点にサプライチェーンの強靭化を図る
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4ESG評価のさらなる向上に向けて、社会・ステークホルダーの期待に応える取り組みを 強化する(環境貢献型事業の拡大、気候変動リスクへの適応)
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5「EGP2026」を“より早く”実践するため、環境経営基盤を整える (環境マネジメント体制の強化、環境人財の育成)